2ページ目 | 2002米国バイク旅1

初日:ロサンゼルス→アナハイム 30マイル(約48km)

現地時間11:50ロス着。
さすがJAL。10時間の飛行機もまずまず耐えれた。
大陸に近づくと、何故か花粉症が再発。(薬を持ってて良かった~。)

時差の関係もあり、今日はロスでゆっくり寝て、明日から走ろう。
と、空港でホテルを予約しようとするが、電話がうまくかけれない。
レンタルバイクは16:00からだが、まずはバイク屋へいくか。

空港からタクシーで10分程度でイーグルライダーに着く。
一通りの書式にサインしながら、一つ気になっていたことがある、
「もしかして、あれ(ボロバイクが店の前に1台)は俺のバイクか?」
「いいや、あんたにはニューバイクを用意している。」


なんと、まっさらのハーレーダビットソン。
店員に注意事項を聞くが、アメリカ人は本当にアバウトだ。
荷物をセッティングしていると、日本人の店員が来た。(え、いたの?)

「このバイクでダウンタウンに泊まるのは危ないよ。」
ということで、まだ陽も高いし、ちょっと走るか。
アナハイムでエンジェルスVSブルジェイズがあるというし、いざ出発。

しかし、初めて乗るアメリカンバイク。
フリーウェイに入るが、車はブンブン飛ばしてるし、新車でブレーキは効かんわ。ほとんど死にかけ。
ちなみに、この前来た日本人ライダーは、恐くて3時間でバイク屋へ戻ってきたらしい。

ま、下道に下りれば、なんてことはなく。
ちょっと道を探すのに手間取ったが、なんとかアナハイム着。
でも、緊張しっぱなしで、疲れた。

ス-パー8モーテルはチェーン店で安全だと聞いている。
チェックインしてシャワーを浴びてから、タクシーを呼んでもらった。


球場に着き、チケット売り場の前で様子を見ているとダフ屋が寄ってきた。
正規チケットでは60ドルが最高、せっかくだからいい席で見たい。
彼の持っていたのは、24ドルの年間指定席だが、ベンチ裏の10列目でなかなかいい。
「よし、20ドルなら買うわ。」「OK」

アメリカで始めての食事は、球場のフライドチキンとなった。
座席に行くと、「遅かったなー」
なんと、ダフ屋と思ってた人達は、気のいい普通の人だった。(うたぐってゴメン。)

隣で母子がずっとじゃれている。
あちこちでビーチボールを飛ばして遊んでいる。
ほとんど誰も野球なんか見ていない。
7回裏には「テークミーアウツーザボールゲーム」を歌う。
試合中、何度か寝てしまっていた。


試合が終わり、チケットのおじさん達にバイバイ。
だけど、外にタクシーは無く、困っていると、彼らが再び声をかけてくれた。
「どこに泊まってるんだ?送ろうか?」
サンキューベリマッチ(ねぎったことが心痛い。)

今日は何も無い1日目の予定だったのだが、
思いのほか印象に残る疲れた1日だった。