7日目:ゴールはサンタモニカ

ラフリン (6:00発)


 さて、バイクでも車でも、海外で動く場合、何某かのトラブルに備え、フライト前日には出発地に戻るようにするのが鉄則です。
 また、移動時間が長くとも、毎日何某かのイベントがあるようプランニングしなければ、しんどいだけの思い出ができてしまいます。
 ここまでなんとか無事に充実した旅をこなしてきた訳ですが、旅のフィナーレである今日のロサンゼンルス観光をを如何に飾るかも重要なポイントとなります。
 ロサンゼルスの場合、最後の宿営地は空港に近いサンタモニカが最適だと思います。

 


ロサンゼルスに向けて、早朝に出発。
ラフリン周辺は、なるほど昨日の砂嵐が理解できるだけの荒野が広がっていました。
また、写真ではわかりにくいかもしれませんが、ディズニーのカーズでバトルした上下にウネウネの道も多くありました。ここを60mile/hで走れば、カーズさながらです。

↓ 290miles走行
ロサンゼルス (11:30着)


いよいよ都会に戻ってきました。
当然交通量は多くなります。ここで事故は最悪ですので、田舎道気分は捨てて慎重に。
これまでの道中は、ほぼフリーウェイでしたが、それでもGPSナビがあるのは安心でした。
この先、都会では渋滞情報も非常にありがたいので、ナビを見つつ臨機応変に走ります。

 街中の渋滞がちなフリーウェイには、一番左に「CARPOOLS」と示された優先レーンがあって、車に2人以上乗っている場合、そこを走れるのですが、渋滞の横を高速で抜いていくのが怖そうで、あまり利用しませんでした。
 また、一部には「FASTRAK」という有料レーンがあり、私のレンタカーには、そのライセンスらしき表示があったものの、よく読めばベイエリアの橋といくつかの道路名が示されているのみで、今走っている道で利用して良いかどうかは判断できませんでした。

 

●ドジャースタジアム (13:00~14:30球場見学ツアー$78/家族4人)



今回の日程は、残念ながらWBCの決勝直後、メジャーリーグ開幕直前ということで試合は見れず、スタジアム見学ツアーに参加しました。
金曜の午後ながら、参加者は20人程おり、記念館や特別席のほか、グランドに立つことができます。
野茂選手の写真やサインボールがありました。やはり、その功績の大きいですね。

●ハリウッド (15:30)

ドジャースタジアムから街中のハリウッドまでは、想像したとおりの交通量でしたが、時間的には思いのほかすんなりと行けました。
フリーウェイからハリウッドBlvdに下り、観光地のど真ん中にあるチャイニーズシアターの前の三叉路を南に入れば、左側に公共駐車場のビルが有ります。各階にいるスタッフの指示で、縦列駐車しキーを預けて外に出ます。
駐車場代は高かった気がします。(レシート紛失)


観光時間は1時間程度。
マイケルジャクソンと握手し、お土産を買い、ハリウッドサインを見て私達は満足でした。
娘曰く、ここの観光が一番良くなかったとのこと。そりゃそうでしょうね、ラスベガスのゲームセンターが一番なんですから。家族旅行はなかなか難しいです。
なお、子供達には、ラスベガスでも言ったのですが、チップ目的の芸人や物売りが多いので、安易に手を出さないように。

↓ 20miles走行
サンタモニカ (17:00着)


●オーシャンビューホテル (¥43,982/1泊1室)


ハリウッドからサンタモニカまでは下道にて、道中はビバリーヒルズの街並みを見つつ、そこそこ渋滞もありましたが、難なく到着しました。
周辺のホテルはどこも高く、宿の予約時には立地条件と値を比べつつ、それならばということで、なかなかの値がするホテルでしたが、最後に贅沢しました。
観光の中心地であるピアが見える最高のロケーションで、ママはサンタモニカを気に入ってくれました。

コスパ:★★
バルコニー:★★★★★

●サンタモニカピア(桟橋)


15年前のバイクツーリングでは、ここまで来たものの、あまりに賑わいすぎてて、バイクをおりて歩く気にはなれず、このルート66の終着点”End df the Trail”の標識は見れませんでした。
それが今回、家族旅行として、ディズニーのカーズに始まり、セリグマンを経て、無事サンタモニカに到達ということで、まさに旅の終わりにふさわしいゴールです。


ここでしばらく夕陽が海に落ちるのを待ち、楽しかったアメリカ旅行も終わりとなりました。
その後、夕食をとるべく、色々と探しましたが、さすがにどこもいっぱいでした。ここでの夕食はサンセット前にとっておいた方がいいかもしれません。


 

★最優秀写真賞「サンタモニカの夕陽」娘がスマホにて