四角い車

今回の出張は、飛行機に乗る関係もあり、JTBで航空券、ホテル、レンタカーのセットで予約した。
さすがJTB、ホテル、料金等、大満足で、次回も飛行機に乗る時は必ずJTBで予約しようと思った。
そんな中、酷かったのはレンタカー。
普段レンタカーを頼むときは、トヨタレンタカーの法人会員であるため、各営業所に直接予約し、希望車種を伝えるようにしているが、今回はパックということもあり、車種はレンタカー屋のお任せ、という内容だった。
空港受付で今回の車名〇〇〇(敢えて車名は言いません)、と聞いたとき、ん?と聞きなおした。そんな名前聞いたことないなあ。
嫌な予感は的中し、出てきた車は、真四角、無駄に広いスペースに高い車高、小さいタイヤ、最もきらいなデザイン。
即、営業所に、他の車に交換してくれと頼んだところ、本日ご準備できる喫煙車はこれだけです、
ときやがった。
確かに、このご時世、喫煙者は肩身が狭い。それは受け入れている。タバコを辞めない僕が悪いのは重々承知の上だ。しかし、喫煙者であっても客は客。
仕方なく受け入れたものの、スタートから気分は超々ブルー。
案の定、乗り心地は最悪、高い重心にふわふわの足回り。横風で大丈夫かと思うほどハンドルを取られる。死角も多い。車内は無駄に広いくせに、助手席の間のスペースには何もなく、ドリンクホルダーもドア側にあるだけ。好きなコンビニコーヒーも置きにくい。
普段、出張に行ったときは移動中の運転も楽しみの一つ。ちょっと時間ができれば観光にでも。これが無いと楽しくない。出張の気分を大きく左右する。
これが今回はこの四角い車のせいでまるっきり台無し。この車を運転すること自体がうっとうしくなり、最後まで全く楽しくなかった。
次回からは必ず、どんな場合でも最低限の車種は希望しようと思った。こんなに気分が滅入ったのはあまり記憶にない。