9日目:オキアミとカラス貝
アムステルダム→ブリュッセル(ベルギー)・296km・晴れ・20℃
今日も観光ペースである。
まずは、風車を見にザーンスカンス地区へ。
丘の風車村を想像していたが、川沿いの観光施設だった。
裏から来たため、進入禁止の施設内に入ってしまい、そのまま写真だけで立ち去った。
わざわざここまで来ずとも風車は各地に点在している。
次いでチューリップを見にチューケンホフ公園へ。
道中一面チューリップ畑を期待していたのだが、それには遭遇できなかった。
公園半周の所要時間約15分、ライダーは早々に立ち去る。。
予定通り昼過ぎにはブリュッセル着。
5月初旬、どの都市でも色んな行事があり、
こちらでも通行止め、迂回、迷路、宿探しに1時間以上の毎日・・。
しかし、予習では危険でたいしたことの無い町としてパスしようかとも思っていたが、
なんのなんの、たいへんゴキゲンで賑やかな観光都市だ。
例によってビールを補給し、街を歩きつづける。
小便小僧をアミノ飲料のキャラと思っていた私はバカだった。
着せ替えられて「食い倒れ人形」のようになっていたが、
それだけでこの街の気質がわかる。
小路沿いにシーフードレストランが並び、
皆、盛んにオキアミ大とカラス貝に喰らいついている。。
ここまでの道のり、ザリガニもデンデン虫も遠慮してきた。
釣り師の私としては、ここもパスが常道であろうが、
この賑わいを見るに、たとえマズかろうが、ここで食わざるをえまい。
どの店で・・・とも選び難いが、気の良いモロッコ姉ちゃんの呼び込みに応え、
観光客用セットメニューを避けて、ブイヤベースを堪能した。
途中、警察の手入れ情報が流れ、路上テーブルは一瞬にして片付けられた。
いや~非常に気持ちの良い酔いっぷりで、
ヘトヘトの足取りにて、この街に寄って良かった~とホテルへ戻る。