13ページ目 | 2010米国バイク旅2

後記

●ルートマップ


●装備等

服装

【ヘルメット】
 フルフェイス
 埃、雨等を考えると、ハーレーに不似合いであろうが、フルフェイスが望ましいかろう。
【ジャケット】
 合成ジャケット、スカジャン
 長距離の楽さ、レインウェアを着た時の楽さを重視し、皮はやめた。
 大きめの薄いハーレーのウインドブレーカーを用意し、寒い時は中にスカジャンを着た。
 スカジャンは普段着にも役立った。
【パンツ】
 レザーGパン、ボア付皮パン
 出発前、シカゴは雪が降っており、GW前後は季節の変わり目、寒さ対策としてボア付皮パンを持参したが、着たのは一瞬、結局オニモツとなった。
 本当は寒かったので、着たかったが、レインウエアの下には着れないのがネックだった。
 レザーGパン下に履けるインナーがあったので、それを持っていくべきだった。
【グローブ】
 薄手・厚手・レイン用
 レイン用は、防寒用としても役立った。
【ブーツ】
 防水タイプ(ゴアテックス)
 ハーレー店で買ったショートブーツもあったがやめた。
 虫、埃、雨を考えると、それがかっこ悪くとも通常のブーツが望ましい。
【レインウエア】
 バイク用
 観光用に折りたたみ傘も持っていった。
【その他】
 使い捨てカイロ
 ハーレー用の電熱ヒーター付きベストまでは買うことはしなかったが、あれば最高。

費用

【バイク代】
 レンタル料12万円程(1.2万円/日)
 保険料2万円程(2千円/日)
 EUのBMWに比べれば、はるかに安い。
 レンタル料は事前支払、保険料は現地支払。
【宿泊費】
 8千円/日~2.7万円/日
 モーテルは8千円~1万円。2002年のアメリカに比べ高くなってた。地域の違いなのか?
 マリオットやラマダなど、ホテルがモーテル街に進出しており、2千円高い程度だがバーやレストランが付いている。モーテルの場合、もう一度外へ食事に出なければならない。
 大都会のホテルは、やはりそこそこ高いので、事前に割安でネット予約すべし。
 HISほか、色々なサイトで予約できるが、主要都市しかないので、あとは現地調達。
【飛行機】
 空港利用料・サーチャージのみ。
 マイレージの特典航空券を利用した。
 予約時には、正規料金(66万円)しか出されておらず、結構得した気分。
【計】
 キャッシュ12万円、残りはカード
 ガソリンはカード清算のスタンド機が増えてたが、何故か通らない場合が多い。シャカシャカ通していると、カードがキズだらけになるので、キャッシュもそこそこ持っておくべき。

備品等

【ガイド本】
 地球の歩き方
 街中の地図があるので非常に便利。これをちぎって街を歩く。
 アメリカの都会ならホテルに地図はあるけど、日本人向きの立ち寄り場所がわからない。
【地図】
 RandMark TheRoadAtlas
 前に使った2002年版であるが、これで充分。アメリカはEUほど迷わない。
 GPSナビを使いたかったが、自分の居場所が知りたいのであって、ルート案内目的ではない。
 なお、現地の電気屋には1.5万円でハンディナビが売っていたので、長期なら買ってみてもいいかも。
 日本の携帯電話のGPSナビも現地で使えるが、後に莫大な請求が来るとのことで回避した。
【ロックチェーン】
 今回はレンタルバイク店にて借りた。

旅行業者

 E&Gトラベルセンター
 http://www.bekkoame.ne.jp/i/eandg
 もう3回目の利用となる。
 イーグルライダーのレンタルバイクはネットから直接申し込めるが、業者を通したほうが安いとのこと。
 それに、今回のようにトラブルがあった場合、フォローを頼めるのがありがたい。簡単な会話はできても、詳細やニュアンス、常識や慣行までは理解できない。

レンタルバイク

 HarlerDavidson ElectraGlide
 ・両サイド及びトップにハードケース
 ・時計
 ・オーディオ(ラジオ・CD)
 ・残走行距離表示
 気温計は付いていなかったが、どうせアメリカは華氏表示なので、こちらから持って行った。
 ラジオはモウモウ言ってあまり聞こえないが、気分転換にはなった。
 反省点としては、現地のハーレーショップ一覧ぐらい事前に調べておくべきだった。

コンサートチケット

 チケットマスター
 アメリカのチケットピアのようなもの。
 海外客向けにウィルコール(事前支払・当日現地受取)があって便利。

市内観光ツアー・ホテル

 HIS・ホテルズドットコム等
 前はホテルもE&Gに頼んでいたけど、今や色々と予約サイト充実している。
 がんばって一番希望のものを探すのがよかろう。

言葉

 片言
(大学までの勉強知識で、その後は海外旅行が時々、不得意の意識は無いレベル。)
 EUツーリングでは、片言同士だし、ある程度文法どおりでそれなりの感はあったが、アメリカ本土じゃさすがにもう少し語力がほしいと感じた。特に今回はトラブルもあったし。。
 バイクを運んでもらった運転手からは「英語がうまい。」と言われたものの、バイク屋へは「英語がうまく話せない日本人」と言われていた。
 しかし、どう聞いてもスラングや慣用句があるようで、あとはその場の感覚でしかないものもある。そこまで日本の英会話教室で身に付くならば、行ってみたいが、そこまで準備して行くべきものかどうか。。
 今回はがんばって話したなぁ。。。短い旅でも結構上達するもんだとも思う。

運転

 ほぼ常識の範囲内。
 都会の街中を除けば、日本より一旦停止とかしっかりしているのでほぼ安全。
 色々とみんなに聞かれるのは、免許があれば片言でも海外ツーリングに行けるのか?ということだけど、確かにそれで行けるが、人によって問題外の場合もあろう。でも行ってみないとわからない。
 そのへんに興味ある人は、まずE&Gのサイトを見れば色々と書いてあるのでご参考に。具体的には同社の永持氏に相談すれば良かろう。達人はなんとも上まで引っ張り上げてくれまではしないだろうが、言われている意味がわかれば行けるし、不安がつのれば行けないと思う。
 ま、あくまで私のやってるのは、地球レベルのアドベンチャーではなく、先進国での観光旅行なので、バイクの経験と常識、時間と金があれば、誰でもできると思う。

ライダー

 新見憲一郎
 42歳にして、4度目の海外ツーリング。
 もう、オンロードで観光・酒・食・遊をツラツラとトレースできるルートが思い浮かばない。
 次回はきっとまた3年後。その時どんな決断をしていることやら。