2ページ目 | 2023欧州バイク旅4

1日目:聖地巡礼の旅

フランクフルト→ミュンヘン・450km・17℃・晴れ

もう10年ぶりになるが、3度目のこのバイク屋(Allround Vermietung)。さびれることなく、更に充実した品揃えで営業してくれてるのがウレシイ。
さらに今回は、なんと新車のR1250が用意されていた!
これは上客扱いか?ウレシイねぇ~

でも、いきなり問題発生、新型すぎてナビの使い方がわからん。。
スマホにアプリと地図データをインストールしなければならないことがわかるのに1時間。
それでもまともに動かず、結局スマホをバイクにテープで張り付け、グーグルマップを見ながら走り出すこととなった。とほほ、、



さて、これからのEU周遊は、俺にとって既に走ったことのある道のおなぞりでもあるが、それでも何か新しいものを取り込んでいくのが今回の旅のポイントだ。
かつ、ママを連れているので、1日の走行距離はできるだけ短く、かつ毎日観光を盛り込むということで、海外ツーリングで初めて全宿を事前予約し、行き当たりバッタリは封印!

その最初の目的地が、ロマンティック街道沿いの町ネルトリンゲンだ。
コロナ禍でTVを見るしかなかった時、ずっと気になっていた「進撃の巨人」を一気見した。
その舞台であるウォールマリアのモデルとなったのがこの城壁に囲まれた町だ。
空港には調査兵団の服を来たドイツ人がいたし、進撃の聖地巡礼としても多くの観光客が来ているそうだ。

アウトバーンの渋滞を避けて下道へ。
北海道に似てる。のママの一言は、俺が初めてここを走った時の感想と同じだ。



城壁の門をくぐり、リバイ兵長が飛びまわる姿を浮かべながら街中へ。
気分は高まったが、町の全景が見える塔は工事中で登れず、街の案内看板を見て修了。。
かつ、ママのトイレのため、わざわざショップを探して入るという今までにないパターンで、しかもそれがスイーツタイムにもなってしまう、なんとなくほっこりしたツーリングになった。



とはいえ、昼発かつ下道で時間を費やしたので、宿泊地ミュンヘンへ急ぐ。
結局ついたのは19時、既に初のオペラ鑑賞に遅刻。。

繁華街のホテルだったので、歩いてほどなくバイエルン国立歌劇場。
遅刻者は休憩時間まで劇場内に入れず、バーコーナーのシャンパンで初日達成を祝う。
まあ、後半の劇のみ見ましたけど、ろくに見えない立見席で、周りの観光客も座って寝てましたね。
内容的には、王様が捕まったー、大変だー的なやつでした。


ま、自分達にとって、オペラはオペラで経験があると言うだけのもの。
ここに来た本当の目的は、ビールの本場ミュンヘンの一番有名なビアホール「ホープブロイハウス」で飲むこと。
いや~、ここの雰囲気で飲むビールはホント最高でしたわ。




・ホテルシュリッカーは、好立地で周辺一帯が繁華街。バイクは裏庭に停めることができる。値は街中なのでそれなり。
・オペラは、公式サイトでチケット買えます。平日の1週間前購入で3階端の立見席しかなかったので、当日券購入は難しいかもしれない。
・ホープブロイハウスは、予約不要。店に入ると空席を探して勝手に座ります。遅くまでやってるみたいですが、フードのラストオーダーは21:30頃なので注意。