3日目:ロッキーマウンテンズ(キャニオンHS→ジャスパー・448km)
キャニオンホットスプリングス
朝もやが漂うキャンプ場に、列車の汽笛がこだまして目が覚めた。
外に出てタバコを一服、するとウッキーが向こうから。
どうも、扉の自動ロックで締め出されていたらしい(笑)
さて、本日がこの旅のメインとなるカナディアンロッキーだ。
でもでも、昨日からの雨模様。
モバイル環境の整った今日、どこに雨雲があるのかは、先に知ってしまっている。。
アップルデニッシュと、昨日の残りをチンして朝食。
そして、昨日の残骸をおかたずけ。
日本じゃ、ゴミを持って帰れという所もあるけど、ここでは全て捨てられた。
手ぶらのバイク軍団でも楽しめる環境になっている。
昨日の夕方、なかなか目的地につかないので、実は結構あせっていた。
なので、マーケットでの買い出しの様子も、写真をとる余裕がなかった。
そんな中、テビだけが給油していたのが心の救いだった。
R1という幹線道路であること、買い出しした町の様子から見ても、当然すぐにガソリンスタンドはあるはずだったのだが。。
イエローランプが光り、残量がどんどん減る中、バイクの自動音声が警告を続けている。
そして100km以上走り、完全ガス欠の表示になった時、なんとかゴールデンの町にたどり着けた。
ヤバイ、ヤバイ。。
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ゴールデン
神のお導きだったのか、日差しも出てきた。ラッキー!
ここからロッキー山脈に入る。
地図を見る限り、結構な山道を想像していたが、なんのなんの広いハイウェイだ。
川の水はエメラルド色に変わり、いかにも残雪からの溶け出しだろう白濁した流れが、いい景色を作っている。
どこかにビーバーはいるのかな。。とキョロキョロしつつ、、
そんな走りで、最初の目的地であるレイクルイーズには一瞬でつくことができた。
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レイクルイーズ
料金所で国立公園の入場券を買って、一般観光客の仲間入りだ。
さすが、ここは定番の観光地、人がすごく多い。
ラーブレター フローム カナーダー♪
確かに、ここは一人旅で来るとやや寂しいなぁ、と思いつつ、
一方で、40年前の歌しか思い出せない自分に歳を感じる。。
この湖にもっと日差しがあればね、、もっとすごい景色だろうに。。
とはいえ、ここからが見どころいっぱいのIce Field Highway。
一番楽しまなければならない所なので、先を急ぐ。
わずかに走れば、すぐに次の湖が登場。
標高は2000mを越え、気温は10度を切っている。
お客さん!クマにエサを与えないでください。
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コロンビア大氷原
しかし、その後は再び雨。。
カナディアンロッキーに来れば誰もが乗るだろう雪上車には当然乗るつもりが、、
旅行誌の写真と現実とは大きく違う。。。
わざわざ、夏のスキー場程度に降り立つために、それに乗るのは中止とし、あったかいスープで体力回復。
でも、ここまで来たのだから、せめでスカイウォークだけでも!と言ってはみたが、
この天気じゃ、見える景色もしれてるだろう。。
その答えも、バイクで走り出せば、すぐに明らかになった。
ケーブルカーか何かで上って、天空から見下ろす施設と思い込んでいたが、、
単に道路脇に付きだした霧の中の展望通路だった。。
旅行誌の写真はウマイこと撮ったはりますわ。。
ん~、シンミニッポンツーリストの観光プログラムがどんどんボツになっていく。。
期待していたIce Field Highway、それなりに見どころはあるものの、、
全ては天気次第。。
何故か俺のツーリングは雨が多い。。
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ジャスパー
そんなこんなで、ジャスパー到着。
ウィスラー程の賑わいはないが、雰囲気のある町だ。
●Astra Hotel
ツインベッド1室¥24,047(booking.com)
バイクは道路向かいの公共駐車場(無料)に止めます。
朝食($15程度)
このホテルの南側一帯が町の中心街です。
●宴会
そろそろ皆、疲れが出始めたのか、夕食は中華へ。
体が炭水化物と油と欲している。
ここまでドメステックビールを注文しつづけてきたが、コカニーという山の絵が描かれた青いラベルのビールが気に入った。
●ホテルのバー
そして、今日は早々に就寝。。