7ページ目 | 2022米国バイク旅3

6日目:ロスのポーカルーム

ラスベガス→ロサンゼルス・266miles(425km)・晴れ・90°F(32℃)

8時に目覚めた。時差ボケもなく、すっきり熟睡だった。
PCR検査を前倒しできたのは大きい、あと何人かへの土産を探しにフラリ街中へ。
朝から日差しの強いラスベガス、もうカジノへ向かう気も無く、出発の気合いが温まった。

今日の道中は全て幹線道路なので、何の楽しみもない。
ロサンゼルスに着いて観光、、といっても今更であって、、でも、前からずっと気になっていた所が1つある。

ポーカーをやってる人なら聞いたことがあるかな?コマースカジノだ。
とにかく多くのテーブルが並び、マナーも治安も最悪らしい。。
そんな所を見てみるチャンスは、一人旅の今しかなく、そこのホテルを予約して、治安の悪い外には出ず、とにかくポーカー漬けの一晩を過ごす決意だ。


謎の軍事施設にも見える発電所、ガラガラヘビ注意の看板。。
そんな非日常もそろそろ終わる、あとは事故しないこと!

都会の道中ではWIFIルーターが繋がっている。
アマゾンミュージックから流れるあいみょん、悪くない。
気分はもう帰り道、、まさかの浜ちゃんで涙腺がクラッシュしてしまった。。
♪Hey Hey Hey 時には起こせよムーブメント♪(by H Jungle with t)



これがコマース!
イメージ的には、大阪中央環状線沿いの八尾あたりに、イキナリでかいカジノホテルがある感じ。
玄関を入るとガードマンがいて、ゲームルームが広がっている。
とにかく事前情報が悪すぎて、ややドキドキ。。
まあ、気持ちの準備は必要なので、ビールと軽めの夕食で自分を雰囲気に馴染ませる。



カリフォルニア州は、基本カジノはNGで、客どおしのゲームはOK。
なので、賭けポーカーはOKと理解していた。
でも、ここにはブラックジャックなどのテーブルもいっぱいあった。
後で調べたら、業者が入ってて、客は1ゲーム$1とかのコミッションを払う形でギャンブルが成り立っているらしい。日本のパチンコと同じか。。

まだ気合いが入り切らないので、レートが低そうなプログレッシブポーカーの席に付いた。
案の定、ほどほどの会話で、こちらも楽しめて、
その後、バーカウンターに移ってバーボンを注入し準備完了。



ポーカールームの様子はこんな感じ。
プレーヤーズカードを作ってもらい、各所に設置された端末でエントリーする。

しかし、どうもおかしい、、$1-$2とかの安いテーブルが見つからない。。
最低で$20-$40、、あれっ?どうなってんの?

で、とりあえず、普段はしないがリミットゲームが一番安そうだったので、エントリーしてみる。でも、待てど名前は呼ばれず、、あれ??
もう一度エントリーしてみても同じ。。
それにどれだけ待っても、安いテーブルが開くことはなかった。。

外に出てタバコを吸いながら察した。。
そんなにガラの悪い客も来ていない。
もうここはマカオ並みにインフレしている。
ネット情報にあった安プレーヤーがごった返すコマースではない。

なんだかんだでPM11時、まさか準備万端ここまでやってきてポーカーせずに帰るとは、、
ま、バイク旅では、それも笑い話かな。。