6日目:アルプス突入
ジュネーブ(スイス)→ツェルマット(スイス) 晴れ・345km
朝のレマン湖沿いを気持ちよく走る。
街並みを見る限り、なんとなくスイスは御行儀の良い国と感じる。
アルプスが見えてきた。寒い。
そして音楽の町モントレーへ。
頭の中でギターが響き、ヘルメットの中で歌う。
俺たちゃモントレーに行った~ ジュネーブ湖畔さ~ スモーー コンザ ウォーーター ファィアインザスカァイ
駐車場にバイクをおき、湖岸の広場を目指す。
お~あれか!
故フレディマーキュリー(クイーン)が、
多くの観光客に囲まれ、レマン湖に向かって歌っていた。
ママァ~ んんん~
と歌うと、
なんか込み上げてくる。
は~、遠いとこまで来たもんだ。(それに歳をとったもんだ。)
なんか、色々と人生の反省もしたくなる。
キャリオ~ン、キャリオ~ン
思い浮かぶままの歌詞なので意味はわからないが、
ま、これからもガンバッテ生きていこう。
ガリレオ・ガリレオ
そういや数日前はピサの斜塔に居たなぁ~、
と考えていると、旅愁も一掃され、
イジカムイジゴー
さあ、いよいよアルプスだ。
マルティグニーの街から山へどんどん上がって行く。
どこの国も多くのツーリングライダーが居たが、
ここらへんはまた一層多く走っており、ピース(挨拶)が耐えない。
世界のアルプスだ、ものごっつい山岳道を想像していたが、
軽快なワインディングであり、申し分無し。
ここを走りに来るのが目的だったと言っても過言じゃない。
いったんフランスへ入り、目の前にモンブランが現れた。
シャモニー到着。山と街の感じは白馬に似ている。
しかし、どの岳がモンブラン?
いろんな人に聞いてみたがはっきりしない。
時間の都合で、即リターンを考えてたのが、
仕方がない、記念にケーブルカーぐらい乗ってやろうか。
残念なことに、メインのケーブルカーは事故で動いていなかった。
4日後の9/1~再開ということであるが、死にたくはない。
対面の山からモンブランが見えるということであり、そうした。
こちらでも十分絶景だ。
どうしてもバイクで走っていると、先を急いでしまい、いろんなものを見過ごしてしまう。
ここに上がって来ずに帰っていたら、モンブランを見ていなかった事になっていた。
モンブランよりすごいのは日本人観光客の多さかもしれない。
乗り合わせたゴンドラの中は80%が日本人。
おまえら、バスでよーこんなとこまできたなぁ。(偉いわ。)
と、観光してしまった為に夕方が迫ってきた。
次はマッターホルンを見たいのだが、時間が・・。
先の行程もあるし、パスするか・・、と非常に悩む。
来た道を戻り、とりあえずはマッターホルン方面へ。
山道は結構時間のかかるもので、結局、夕方になってしまい、
麓の町に泊まらざるを得なくなってしまった。
しかし、地図には道が繋がっていない。
案内で聞くと、車両は駐車場に置いて、電車に乗っていくという。(マジ?)
それに、そこまで行かなければマッターホルンは見えないという。
バイクを置いて行くということに非常に抵抗感はあったが、
既に暗くなってきており、電車出発まであと10分。
他にも同じようなライダーが数人いたため、俺もナップサック1つ分を持ってバイクを降りた。
バイクを離れるということ、荷物がナップ1つ分しかないということ、
電車に乗るということ、上下皮づくめの服装であること、
どんな街が現れるのか・・、
非常に不安な気持ちだ。(またもや、場違いか・・。)
うむ!なるほどなるほどの観光地ツェルマット。雰囲気は十分。
マッターホルンは見えたが、ケーブルカーは既に終わっていた。
2~3のホテルを尋ねたが、どこも満室で、おまけに高い。
さすが、観光地は厳しい。
駅まで戻り、インフォメーションで電話したホテルへと行った。
ロフト付きのデラックスルームしか無いということだが、交渉したら簡単にディスカウントしてくれた。
ま、スイス旅行に来たのだから、こんな部屋もいいかもしれない。
しかし、まぁこの街は日本語だらけ、日本人だらけ。
後で聞くと、非常に有名な街だとのこと。
何もわかってないのは自分だということ。
周囲の雰囲気に合わして、気楽に過ごした。
御土産を若干購入し、チーズフォンデュを食った。
バーで飲みながら、テレビで五輪を楽しんだ。