4日目:キングマン→チューバシティ 290マイル(約464km)

昨日の夜、洗濯した。
今回はモーテル6に泊まったが、朝飯が無い。
その分安めだが、愛想はいい。


R66は荒野を貫いている。
唐草の塊がコロコロと転がっていく。
果てしない道を向こうの山にたどり着くまで30分かかった。


街のカフェで朝食兼昼食。
こちらに着てからずっと晴れである。

再びフリーウェイに乗り、グランドキャニオンを目指す。
強い横風に悩まされながら走ると、
なんと、目の前をトルネードが横断している。(やば~)

毎日、天気予報を見ているが、今走っている所はウィンディー。
もっと東へ行くとストーミー、シビアストーミーとなっており、
災害も出ているようだ。

ウィリアムズの町で、テンガロンハットを買った。
きっと、日本でかぶることはないんだろうけど。



これが、グランドキャニオンか。なるほどすごい。
ここにきたかったんだ。
でも、同じような山々を道中見ていたので、驚きは少なかった。

さすがに、ここには日本人がいる。
向こうから目を背ける、「ハイ」と言っても返事が無い。
のが見分けるコツである。


グランドキャニオンから延々坂を下ると砂漠に入った。
道の上を砂が流れている。
何故これで走れているのか不思議だ。

猛烈な砂嵐で前が見えない。
ヘルメットの中にも入ってくる。
フルフェイスを持ってきて正解だ。

最悪のコンディションの中、先に行く時間は無く。
チューバシティという砂漠の中の街に泊まる。
ガソリンスタンドも砂嵐であり、タンクに砂が入らないようにするのに大変だ。


ここには、地元のモーテル1軒しかない。
完全禁煙であったが、しかたがない。
チェックインした。

フロントには野性的だが優しそうな女性がいた。
「この砂嵐は明日も続くのか?先の町も同じか?」と聞くと、
「たぶん」としか答えない。
「いつもこんな状況なのか?」と聞くと、
「これはなんてことない」とのこと。(ハ~先が思いやられる。)

「ビールのあるレストランか、バーは無いか?」
「そこに書いてあるだろう。法律で禁じられているのでダメだ」
(ナバホ国の法律?)「ネバダのことか?」
「いやちがう。ここからここまでナバホ国だ(地図を指しながら)」
うわ、ここはインディアンの国か。

今日は、ビールもタバコも無しや。
これを楽しみに生きてるのに。

室外ではタバコOKであったが、口の中にも耳の中にも砂が入ってくる。
先日バーボンを買っていたので、命は救われた。
こっそり飲んだ。