2ページ目 | 2022米国バイク旅3

1日目:20年前の今日

ロサンゼルス→アナハイム・39miles(62km)・晴れ・75°F(24℃)

この旅日記を作り始めたたった今、気付いた。
ちょうど20年前の今日、2002年の4月27日に34歳だった俺は海外ツーリングを始めていたんだ。
同じ日にロサンゼルス空港に着いて、同じバイク屋に行き、同じアナハイム球場に行っている。。
そんな偶然があったのか。。

ちょっと違うのは、自分が歳をとったこと。
空港からは一旦シャトルでLAX-it(ピックアップ場所)へ行き、タクシーかUBERを使えということ。
海外での初UBER利用にチャレンジしてみる気もあったが、オヤジになった俺にはめんどくさい話でもあって、結局はタクシーでバイク屋へ。



バイクをチェックしてくれてるオッサン、なんか見覚えある。。
それが勘違いでガックリするのも嫌なので、ここは笑顔のみで出発することとした。
俺もあんたも、20年間やってることは変わってないんや。



旅の日程上、大谷翔平の試合を見れるのは今晩のみ。
事前にしっかりと席を厳選し、チケットを確保した後は、毎日届くメールが必要情報なのか広告なのか、チェックが邪魔と感じていたが、
旅の直前、今日の大谷登板のニュースが入った!
なんと、なんと幸せなことか!その場面を想像しただけでウルっとくる。

その興奮を抑えられず、ついつい何人かに大谷の二刀流試合を見に行くことを言ってしまった。。
の結果、お金払うからグッズを買ってきてほしいという、断り様のない、お代ももらいようのない残酷なリクエストが数名。。
まあ、伝えた俺が悪いのだけど、まさかツーリング初日に荷物が増えてしまうとは、、


大谷の立ち上がりは俺が見てもわかるくらい悪く、いきなり2ランを打たれてしまった。
でも、その後は味方の満塁ホームランで流れを掴み、
大谷サンは、3安打で勝利投手という最高の試合で大満足!

いやいや、わざわざ日本から来た俺にとってはそんな単純な話では無かった。
アマゾンで国旗を注文し、どう応援したいかを考え抜き、ベストワンの応援旗に絞り込んだ。
セットポジションで正面に見える席に陣取って、ここぞのタイミングでアピールしたんだ。
彼はこれを見てくれたはずだ。
ただ、そのストレートを投げてくれるたび、カキン!あ~、、が何度かあって、
これは邪魔してるな、、と旗をしまいこんだ次第で。。
それでも大谷サンは、俺のせいにせず、しっかり勝ち星をあげてくれた。面目ない。。



なんちゅーか、大谷は日本じゃ成功せんな、、天然やわと感じた。
球場では缶ビール大が$16で、グラスワインWが$36。。
自粛とデフレを続けてる日本人は世界物価に付いていけてない。。

ただ、JAL便はなんと満席、球場にも多くの日本人がいた。
戦争もあるし、そろそろ日本も目を覚ます努力をしたほうがいいな。


動画:大谷2塁打(16秒)

動画:Take me out to the ballgame(39秒)