3ページ目 | 2022米国バイク旅3

2日目:Along the west coast

アナハイム→モントレー・378miles(605km)・晴れ・65°F(18℃)

アメリカ西海岸というと、ロサンゼルスやサンフランシスコのような観光都市をイメージしがちだけど、その間には車のCMで使われそうな絶景ワインディングがあって、今日はそれを走りに行く。
USハイウエイ101号、ステートハイウエイ1号、ルートナンバーからしてもそそられる。間違いなく今回の目的地の1つだ。
あと、今日はもう1つ、是非ともカリフォルニアワインとシーフードを求めたい。

昨日は部屋に戻って即寝に成功、恒例の時差で3:30に目覚め、そこからは二度寝はせずに日の出とともに出発した。
ただ、安易にナビを信じすぎてしまった。そのルートナンバーからして、ロサンゼルスの街中を抜け、大渋滞に巻き込まれることぐらい考えておくべきだった。。



ロサンゼルスの郊外はかなり広く、それなりの海岸線に辿りつくのに100マイル以上走っている。
空は最高に快晴!でも風は冷たく、皮パンの下にはタイツ、ジャケットの中にはユニクロのダウンを仕込んでいる。

時代も時代なので、今回は初のフェイスブック中継をしてみようと、スマホでも撮影してみる。
それに、今回の旅日記は動画付きにしようとGOPROも用意し、色々と試しながらの走り出しになった。

まあ、自分が今まで20年間、海外へ何をしに行ってたかというと、、
次の動画のとおりなんです。そこには日本には無い空気感があるんです。
本来ならBGMを入れて、編集してお見せすべきかもしれないが、、
ここはあえて?無編集。風のノイズだけしか聞こえないバイクツーリング体感ビデオということでお許しを。。


動画:西海岸S1号ロス郊外(33秒)


カメラで映した景色。それはそれで綺麗だけど、そのためにバイクを止めて、自分が見てる目線とは違うものを映してしまう。

この写真なんか、きっとライダー目線より全然綺麗な景色になってると思う。
ここでの走りをドローンで撮影したら、きっとCMで流れてるような絶景に映るんだろう。


あらためて動画を見てみると、景色だけじゃなくて、路面や路肩の状況、前の車、
そこでどんな走りをしたのか思い出す。なかなマニアックだ。
それに、すれ違いライダーとピースしたり、後続車を追い抜かさせたり、、
ライダーは色んな事をしてるというのがわかる。

ちょっと長編になりますが、バイクツーリングの醍醐味を味わってみてください。
但し、動画で酔うかもです。。

動画:西海岸S1号断崖ワインディング(7分45秒)

そんなこんなで朝一に出たものの、モントレーに着いたのは夕暮れまぢかとなった。
この町にはフィッシャーマンズワーフがあって、春には多くのシェフとワインが集まり、食イベントが行われているそうでホテルも多い。

今日からは宿泊地も決めずの旅なので、着いた街で雰囲気を探り、レストランに目ぼしを付けて、近くの宿をとる。
20年前は飛び込みの宿探しだったが、今はスマホ検索すれば値段もわかるし、即予約できる便利な時代だ。
なので、結局は値段かな、、名も知らぬ安モーテルにチェックインした。


フロントで聞くと、シーフードレストランはそれなりに予約がいるらしい。
フィッシャーマンズワーフまで歩き、観光客向けの店をのぞいてみたが満員で、くつろげそうにもなさそうで断念。
ダウンタウンを歩いていると、まあ今時な感じの店だったが、バイクを展示してた雰囲気が気に入り、そこに入ってみる。

オイスターコーンチャウダー、シーフードパエリア。
地ビールに、モントレーワインの白と赤。
店の雰囲気も店員の愛想も良く、大変満足な一日の終わりになった。



ただ、乗り慣れぬハーレー君。。
路面が悪くてもしっかり走ってくれるのは大変良いが、止まってからの切り替えしがめちゃ重たく、左手首を痛めてしまった。
もしかして自爆骨折?と思うほど動かせなくなって、シップして床に入った。。