不動産鑑定評価

Q.鑑定評価の期間や費用はどの程度かかりますか?
一般に、不動産の鑑定評価業務は、ご依頼を頂き、必要とする資料や情報をご提示いただいた時点から、2週間程度の作業期間を要します。また、鑑定費用は、通常20万円~30万円は要します。
鑑定評価書とは、その不動産の価格または賃料を証明するものであり、税務署や金融機関、裁判所等へ提示しうる法に定められた内容を盛り込んだ書類になります。
初めてお問い合わせいただく一般の方の中には、単に相場等が知りたかっただけで、どこかに評価書を提出するわけではないという方も多いですが、そのようなご用件につきましては、不動産鑑定士協会が無料相談会を実施しておりますので、そちらをご利用いただけます。
Q.どなたか不動産鑑定士を探しているが、どのようにすればよいですか?
まずは、どのような背景で鑑定評価を要するようになったかが重要です。
相続であれば税理士、訴訟であれば弁護士など、他の専門家が関与している場合には、それらの方からの紹介が最も望ましいです。
なぜなら、私どもにとっては、他の専門家が関与していることにより、依頼目的が明確となり、必要以上の打ち合わせ等の手間が省けますので、迅速かつ安価な作業が可能となります。
Q.簡易な評価書をお願いしたいのですが?
平成26年に不動産鑑定評価基準及び価格等調査ガイドラインが改正されており、これまで簡易評価と呼ばれていた業務を行いうる場合が、限定的となりました。
また、比較的簡単な住宅地等にあっては、簡易な査定が可能ですが、そもそも簡易な査定が困難な特殊物件等もあります。 よって、依頼目的や物件を伺った上で、簡易査定が可能であるかをお答えさせていただきます。
なお、簡易な査定を要望される理由が費用であるならば、簡易な費用で正規の鑑定評価を行いうるかを検討しますので、ご相談ください。