ドローン鑑定

 私たちドローン鑑定会は、UAV(無人航空機)を活用した精緻な不動産の鑑定評価を行い、ビジュアル的に理解しやすい鑑定評価書をお客様に提供しようと考えている先進系不動産鑑定士の集団です。
 私たちは特許第6726831号の実施権者として、UAV空撮画像解析による不動産の調査確認及び価格形成要因分析により鑑定評価等業務を行いうる全国唯一の不動産鑑定士集団です。
 令和2年4月の会発足から1年間で全国の過半域でドローン鑑定業務が行われるようになりました。
 現在は、全国の隅々までこのサービスを提供できるよう体制を構築中です。
 今後は業界的にも社会的にもドローン鑑定が一層使いやすくなり、その成果が社会に寄与してゆくよう努めてまいります。


 現在会員は、27都道府県、35業者、計36名の不動産鑑定士(空撮解析機能を有する者)です。 
 なお、業者会員全体では、不動産鑑定士47名、一級建築士6名、二級建築士10名、土地家屋調査士1名、測量士1名、測量士補12名、補償業務管理士25名、損害保険鑑定人6名ほか計45種以上の専門資格者により構成されています。

【パートナーシップ制度】
 令和4年1月より、準会員(J会員)の受け入れを開始しました。
 現在のJ会員は1業者です。

活動状況(入門セミナーを除く)

R2.6.21  実地演習(資材置場)in滋賀
R2.7.1  WEB定例会①
R2.8.4  WEB定例会②
R2.9.4  実地演習(老健施設)in京都
R2.9.7  WEB定例会③
R2.9.12  実地演習(大規模病院)in奈良
R2.10.9  WEB定例会④・レタッチ研修
R2.10.14 飛行神社参拝
R2.11.9  WEB定例会⑤
R2.11.18 解析研修
R2.12.5  実地演習(工場)in北陸
R2.12.15 WEB定例会⑥
R2.12.19 ドローン鑑定実務見学会in宇都宮
R3.1.30  WEB定例会⑦
R3.2.27  WEB定例会⑧
R3.3.27  WEB定例会⑨
R3.4.17  第一回総会(キャンパスプラザ京都第一会議室&WEB)
R3.5.17  WEB定例会⑩
R3.6.23  WEB定例会⑪
R3.7.27  WEB定例会⑫・レタッチ研修
R3.8.27  WEB定例会⑬
R3.9.18  実地演習in九州
R3.9.27  WEB定例会⑭
R3.10.8  実地演習in東北
R3.10.27 WEB定例会⑮
R3.11.18 WEB定例会⑯・解析研修2
R3.11.23 実地演習in甲府
R3.12.21 WEB定例会⑰

当会の取り組み(ドローン鑑定実務以外)

・新技術活用に関する国・民間の取り組みへの参画と連携、表彰への取り組み等
 ⇒UAV活用に留まることなく、赤外線調査、非破壊検査分野のノウハウ活用を研究しています。
  また、それら成果及び活動をもって成果表彰への応募等に取り組んでいます。
・支援ソフトの開発
 ⇒効率的かつ精緻な鑑定成果へ結びつけるためソフトメーカーと協議検討をしています。
・助成金等活用の検討と実践
 ⇒ドローン鑑定の導入に関し新入会員の負担軽減に努めています。
・協働鑑定業務の実践
 ⇒複数の鑑定士及び機材をもって60棟の建物が存する10万㎡物件の調査実験等を行うなどしています。
・会員成果の表彰及び活用
 ⇒トップガンコンテストを開催するなど、随時会員より新しい成果が報告されており、先進集団としてノウハウ共有しています。
・メディア等への取材対応、寄稿等
 ⇒読売新聞、KBネット、月刊不動産鑑定等への記事掲載に協力しています。
・大学のドローン講座における講師派遣
 ⇒現在調整中です。
・大規模災害等に対する対応
 ⇒自治体における危機対応の相談に応じるとともに、損保会社等と協議を重ねています。
・専門的不動産鑑定士の育成
 ⇒UAV活用を通じて、測量士・赤外線建物診断技能師・損害保険鑑定人等の資格取得に努めています。

トップガンコンテスト2020

 ドローン鑑定会では、会員から寄せられた成果や提案に対し表彰制度を設け、会費割引等の特典をもって会員相互の技術向上を啓蒙してます。
 令和2年度においては、「ジオフェンス解除への取り組み」や「LED境界標の活用」など計12件の表彰を行っており、集団体制ならではの具体的進展があった次第です。
 また、それらを代表する表彰イベントとして「すごい!新しい!すばらしい!面白い!」の総合的観点で審査するトップガンコンテストを行っており、2020年度は以下の結果となりました。
 このトップガンコンテストにてご理解いただけるとおり、UAV(無人航空機)を飛ばすとは、遊び心とチャレンジが無ければ、新しいアイデアや成果は出てこないという物事の本質を突くものであって、ドローン鑑定会ではたえずそのような姿勢を大事にしたいと考えています。

●最優秀賞:DA006左近宏崇(京都)「ブラックバックレイヤー」


 開発登録簿図面に加え、賃借権設定区域図をダブルで重ねた点は初の試みです。
 更に、こともあろうかせっかくの背景オルソを消し、ブラックバックレイヤーにしてしまうとは、、その見栄えに度胆を抜かれました。
 これは正に自由な発想で生み出された新たなカッコよさであり、ドローン鑑定会のエースパイロットを名乗るに値します。
 なお、左近氏は、6月末にライセンスを取得、8月に解析ソフトを導入し、11月頭にこの作品を発表していますが、その吸収能力と応用能力の高さにも驚かされました。
 2020年度ミスタートップガンの必殺技“ブラックバックレイヤー”が日本中を席巻する日が楽しみです。

●優秀賞:DA010後藤元(千葉)「ニューイヤーカード」

 千葉という都市にあって、市街地でのドローン活用頻度は低いかと思われていましたが、ドローンが都市に調和したデザインは、これからの社会像を映し出すかのごとく美しく好印象です。
 また、未だ多くの会員がレタッチソフトの扱いに苦労する中、Windows10に標準インストールのペイント3Dを活用し、自作でこれまでの見栄えを仕上げたことも称賛に価します。
 なお、後藤氏は8月頭にライセンスを取得し、その後、早々のうちに管理組合に頼まれて自宅マンションの雨樋をドローン調査されてますので、上記デザインはまんざら作り話でもありません。
 このニューイヤーカードについては、「鑑定士の年賀状はほとんど記憶に残らないが、後藤さんの年賀状はインパクト半端ないっす」、「鑑定士の自分が後藤さんに鑑定をお願いしたくなった」との嬉しいコメントを頂いたそうです。

当会の総会開催が月刊不動産鑑定に掲載されました


当会会員の寄稿がKBネットに掲載されました

 全国競売評価ネットワーク(KBネット)は、全国的な評価の在り方について、各地のノウハウを集積して、研究討議し、執行裁判所と綿密な連携をとり、意見交換を行いながら、その成果を反映させた競売評価を行い、これを裁判所からインターネット等を通じて利用者に広く提供し、不動産競売事件の迅速かつ円滑な処理に寄与することを目的としています。
 2021年KBネットにおいて、当会会員の寄稿「空撮技術(ドローン)を用いた物件調査・評価の新しい潮流」が巻頭記事として掲載されました。


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この先のドローン鑑定会


 この先、海を跨いでUAVによる物流が行われる世の中になったとして、地権者との契約が必要になった時、誰がその契約内容を検討し、誰がその内容を審査できるのか?空中使用の対価が授受される場合、誰がその契約額を検討し、誰がその適正さを検証できるのか?
 大規模災害時に備え、自治体がUAVによる空撮調査の実施体制を確保したとして、その空撮方法は実際にデータを活用する者にとって都合の良い仕様になっているか?その成果を誰がどのように判断し、説明し、どのように行政事務や住民のために役立てるのか?
 すなわち、これからはUAVに関する技術や環境が整うだけでは足りません。技術者、企業、学者、政治家等が描いた社会像の実現とともに、現場事情を理解し、問題を解決し、その実行をサポートできる弁護士や不動産鑑定士等の専門職業家が必要となってくる時代が来るのであって、その実施や事後を想定して、今から協働して進めていくことが重要なのです。
 少なくとも私たちドローン鑑定会の会員は、自発的にそれに備える活動段階にもあるとも考えています。


 なお、ドローン鑑定会では、自治体・企業・学会等を問わず、各分野との連携可能性を探り、不動産鑑定士とUAV(無人航空機)の融合がどのように社会に寄与していけるのかを探していきたいと考えておりますので、ドローン鑑定にご興味を持たれた方は、ご連絡いただけると幸いです。
 上記のチラシは、ドローン鑑定会として2021年国際ドローン展ほかで配らせていただいたものです。